
二〇二五年〇九月一四日(日)
愛の自信があるからこそ
言えることがある
何も考えることはない
ただ感じるままを
全てを投げ打ったとしても
残るものがある
私には意識がある
ぐるぐるぐる目が回る
囚われてはならない
非定型の檻を噛みちぎるのだ
真っ直ぐでよい
曲がっても尚よい
目はもうとっくに冴えている
割れない氷も溶ける
虚しいわけではない
移ろう町の景色よ
そして私は眠るだろう
明日に狼狽えるだろう
二〇二五年〇九月一四日(日)

雪の中を車で走ってて視界のほとんどが白くなるとゲシュタルトが崩壊して、一瞬うわってなる。夜帰る頃は路面が凍結してて、千歳から日高に帰るまでに四台くらい事故車の横を通った。何度かタイヤを持ってかれた。けど事故らなかったー。俺じゃなかったー。木曜の会に滑り込んで、ちょっと勝った。ヒロキ覚醒したかな。
雪の中を車で走ってて視界のほとんどが白くなるとゲシュタルトが崩壊して、一瞬うわってなる。夜帰る頃は路面が凍結してて、千歳から日高に帰るまでに四台くらい事故車の横を通った。何度かタイヤを持ってかれた。けど事故らなかったー。俺じゃなかったー。木曜の会に滑り込んで、ちょっと勝った。ヒロキ覚醒したかな。

1977年東京生まれ 詩人。