
二〇二五年一二月三一日(水)
今日から冬休みの娘から朝電話があって
「いいことがあったよ」と告げられた
一週間ほど行方不明になっていた
俺のパソコンが
散らかった子供部屋から出てきたという
週末の朗読会の後朝まで飲んで
断片的な記憶はあるものの
翌々日になって使おうと思ったら
煙のようになくなっていたノートブック
その夜に立ち寄った
全ての場所を3周くらい回り
開けるはずのない引き出しの中
乗ってもなかった車にも当然なく
最終的に警察に届を出した
焦りはストレスとなり
ストレスはやがて不可思議へと変容し
そして諦めへと至った
締め切りが迫っていた脚本の仕事を
手書きに切り替えたものの
さすがに埒が開かず
数年ほど前まで使っていた
先代のノートブックをアップデートして
保存されていた
テキストと再会を果たせた時
なんとなく雲の上にあるような
クラウドという未知の存在に
心から感謝をした
そしてまだ使えるかつての相棒に
寂しい思いをさせて悪かったと
心底詫びた
それから数日経った今日の
娘からの電話
Welcome back my note book
と書き出したものの
俺は悩んでいる
どっちのパソコンをメインにしようかと
二〇二五年一二月三一日(水)

今、煙草を吸った。今年最後の一本ではないだろう。タイで買ったライターで火をつけた。5時のチャイムが鳴っている。誰もいない会社にいる。ワンピース読むの疲れる。脳みそに直接流し込みたい。あと数時間で今年も終わる。実家で麻雀やってる。ブシは飢えてる。おしっこ溢れかけてた。一つずつ並べて、たまに埃を拭く。それが一番大事。そんなことないのに、そうゆうことにしていること。嘘っぱちの歌。それでいい。宝石の名称、記号。そっか記号だ。そう捉えてた。お腹減ったなぁ。朝から水しか飲んでない。もっとそうしたい。水と煙。君という記号。私という記号。秘密のページ。全部消えちゃうよ。踊ろう。もっと。おしゃべりしよう。
今、煙草を吸った。今年最後の一本ではないだろう。タイで買ったライターで火をつけた。5時のチャイムが鳴っている。誰もいない会社にいる。ワンピース読むの疲れる。脳みそに直接流し込みたい。あと数時間で今年も終わる。実家で麻雀やってる。ブシは飢えてる。おしっこ溢れかけてた。一つずつ並べて、たまに埃を拭く。それが一番大事。そんなことないのに、そうゆうことにしていること。嘘っぱちの歌。それでいい。宝石の名称、記号。そっか記号だ。そう捉えてた。お腹減ったなぁ。朝から水しか飲んでない。もっとそうしたい。水と煙。君という記号。私という記号。秘密のページ。全部消えちゃうよ。踊ろう。もっと。おしゃべりしよう。

1977年東京生まれ 詩人。