
二〇二六年〇四月〇八日(水)
穏やかな朝
穏やかすぎる朝
全てが嘘だと思ったら
本当に嘘だった
見覚えのある花
追いつかない感情
ひび割れたアイフォンで固まる
アプリの羅針盤
遠方から友達がやってきて
入れ違いで遠方を目指した
ここで少し
面白い話をしよう
大いなる海を目指した
クズたちの冒険譚
布団から出られずに
ミイラになって
風に飛ばされた
その風に乗った
渡り鳥のフンが
海に溶けて
生命が誕生したという
船乗りたちの
ちっとも笑えない
面白い話
それを聞いてるのが大好きで
ようやく俺たちは
布団から出ることができた
穏やかすぎる朝の
嘘みたいな
本当の嘘
二〇二六年〇四月〇八日(水)

新調した眼鏡ができたと連絡があり、取りに行く。と同時に、もう一本欲しい眼鏡がある。「これいいな〜」と思って手に取ってたら、けっこうお高くて、なにか理由がないと買えないなと思った。とりあえず、明日の麻雀番組で優勝したらってのがリアル。淡々と。
新調した眼鏡ができたと連絡があり、取りに行く。と同時に、もう一本欲しい眼鏡がある。「これいいな〜」と思って手に取ってたら、けっこうお高くて、なにか理由がないと買えないなと思った。とりあえず、明日の麻雀番組で優勝したらってのがリアル。淡々と。

1977年東京生まれ 詩人。