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詩

クリスマスオブザデッド





今日三度目の風呂に入った



十四時過ぎに眠たくなって

ソファに寝転んで目を閉じた



クロッカスという言葉が

詩と一緒に浮かんで

起き上がり書き留めた

俺はその時死んでいた



そのあと少し眠り

夢の続きを生きる



鐘の音は聞こえなかった







肩に黒猫を抱いた

顔のない女



昔話というタブーを犯し

冷えたビールの

送られてきた詩集のコースター



一歩後ろから

いつも付いてくる俺の同胞



クリスマスオブザデッド

黄色いスカイラインが

坂の上から滑り降りてくる







もし雪を知らなかったら

こんなものかと吹き飛ばしただろう



信濃川沿いを

重たくなった体で走った



いくつもの道筋が

俺の歩幅を調整する



制服を膨らました浅黒い男が二人

足元に気をつけろと

光る棒を振っている



鉛色にさざめく水面

携帯電話がなくてよかった







凍えそうな夜ならば

愛なんだと叫ぶ

もしくはカムチャッカ



責任という

文字も響きも嫌いで

ピスタチオばかり剥いていた



もうそろそろ

新しい地図が広がる



突き出した一本の指に

止まるのはせいぜい

トンボか間抜けなアメリカ人



手の出ない牽制球は

デッドボールよりもタチが悪い

二〇一八年一二月二八日(金)

クリスマスオブザデッド





今日三度目の風呂に入った



十四時過ぎに眠たくなって

ソファに寝転んで目を閉じた



クロッカスという言葉が

詩と一緒に浮かんで

起き上がり書き留めた

俺はその時死んでいた



そのあと少し眠り

夢の続きを生きる



鐘の音は聞こえなかった







肩に黒猫を抱いた

顔のない女



昔話というタブーを犯し

冷えたビールの

送られてきた詩集のコースター



一歩後ろから

いつも付いてくる俺の同胞



クリスマスオブザデッド

黄色いスカイラインが

坂の上から滑り降りてくる







もし雪を知らなかったら

こんなものかと吹き飛ばしただろう



信濃川沿いを

重たくなった体で走った



いくつもの道筋が

俺の歩幅を調整する



制服を膨らました浅黒い男が二人

足元に気をつけろと

光る棒を振っている



鉛色にさざめく水面

携帯電話がなくてよかった







凍えそうな夜ならば

愛なんだと叫ぶ

もしくはカムチャッカ



責任という

文字も響きも嫌いで

ピスタチオばかり剥いていた



もうそろそろ

新しい地図が広がる



突き出した一本の指に

止まるのはせいぜい

トンボか間抜けなアメリカ人



手の出ない牽制球は

デッドボールよりもタチが悪い

二〇一八年一二月二八日(金)

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寫眞

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雑記

照れ

何が照れる。いつの頃からか言葉で「恥ずかしい」とことも言う。教えてないのに不思議で、それは錯覚だよと諭しても効かない。保育園で身につけたのかしら。こんな小さな頃から身に付けなくてもいいのに。

照れ

何が照れる。いつの頃からか言葉で「恥ずかしい」とことも言う。教えてないのに不思議で、それは錯覚だよと諭しても効かない。保育園で身につけたのかしら。こんな小さな頃から身に付けなくてもいいのに。

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プロフィール

撮影/佐内正史

御徒町凧 
おかちまちかいと

1977年東京生まれ 詩人。

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