
二〇二六年〇六月〇九日(火)
今になって
詩のことが分かった
って思ったことが
どれだけあっただろう
今朝起き抜けのベッドで
間違いなく掴んだ感覚は
ずっと探していた
AirPodsの片割れのように
俺の心の空白を
心地よく満たした
巨人の長嶋監督が
ピュッとかバッとか
擬音で説明する野球について
ついぞ珍紛漢紛だったが
握りしめた詩の感覚も
ボワァとかヌル〜とか
だいぶそれに近い
詩は経験であり体験である
経験と体験の違いが
よく分からない
つまりすべてが感覚である
遠いところへ行きたいと
不意に思うことがある
では具体的にどこなのか
火星である
沖縄でもアラスカでもなく
小田原でも
ましてや冥王星でもない
火星の一択
いつか人類が
彼の地に降り立った時
無垢の地表に忽然とある
AirPodsの片割れに
驚嘆するだろう
二〇二六年〇六月〇九日(火)

何(娘)と果(息子)の仲が良くない。5歳差の女子と男子ってこんなものなものなのかなぁ。昼過ぎ、何が友達のとこに遊びに行って果が持て余していたから「どっか行くか?」と新宿のLABIに行って怪獣のフィギアを買ってあげる。どうにも決めあぐねていたから3体買ってあげたら「誕生日よりも豪華!やりすぎ」と有希子に嗜められる。と言うのも、兼ねてから欲しがっていた「スイッチ2」を何に勢い買ってあげた手前、果の欲しいものも買ってあげたくなったからだった。家に帰ったら何がいて「何買ったの?」って買い物袋から物を見つけた時の無垢な笑顔。すかさず「夏休みまでダメだよ!」って有希子が牽制して「うん。家にあるだけでも幸せ」って、そんなに欲しかったんだね(知ってたけど)。俺は「ちょっとくらいやらせてあげたら〜」って促したけど、子供達がその場凌ぎで俺をたぶらかしてくることも分かってはいるけど言っちゃう。夜は、二人仲良くレゴをやっていて、子供達の不仲は結局なんらかのストレスの発露なんだよな。出費に見合ったくらい、ご機嫌が続けば家長としてこの上ない。我ながらだらしねー。
何(娘)と果(息子)の仲が良くない。5歳差の女子と男子ってこんなものなものなのかなぁ。昼過ぎ、何が友達のとこに遊びに行って果が持て余していたから「どっか行くか?」と新宿のLABIに行って怪獣のフィギアを買ってあげる。どうにも決めあぐねていたから3体買ってあげたら「誕生日よりも豪華!やりすぎ」と有希子に嗜められる。と言うのも、兼ねてから欲しがっていた「スイッチ2」を何に勢い買ってあげた手前、果の欲しいものも買ってあげたくなったからだった。家に帰ったら何がいて「何買ったの?」って買い物袋から物を見つけた時の無垢な笑顔。すかさず「夏休みまでダメだよ!」って有希子が牽制して「うん。家にあるだけでも幸せ」って、そんなに欲しかったんだね(知ってたけど)。俺は「ちょっとくらいやらせてあげたら〜」って促したけど、子供達がその場凌ぎで俺をたぶらかしてくることも分かってはいるけど言っちゃう。夜は、二人仲良くレゴをやっていて、子供達の不仲は結局なんらかのストレスの発露なんだよな。出費に見合ったくらい、ご機嫌が続けば家長としてこの上ない。我ながらだらしねー。

1977年東京生まれ 詩人。