二〇二三年〇八月〇七日(月)
足を止めちゃならない時がある
事あるごとに最はそう言った
背の高いアオダミの先端だけを
器用に指で弾きながら高は
なるようになるさ、いや
なるようにしかならないよ
そう思いながら俺もそう思うと言った
二人が目指す毒マムシの館は
もう目と鼻の先にせまっていた
二〇二三年〇八月〇七日(月)
今、ベランダでハイボールを飲みながら思った「詩は趣味だ」。っていうのも俺、一度でも詩で仕事をしてるって思ったことない。くれるっていうお金はもらうけど、やっぱ詩に値段は付けられない。それはどうでもよくて、単純にさっき趣味のこと考えてて、もっとあるもっとあるってやってたら最後「詩」になった。今日は久々に直太朗とゆっくり話して、イノッチとも合流できた。20年くらい前に3人でロスに行った時みたいなランチだった。家に新潮の最新刊が届いてて、本谷有希子のタイトルが「バーニラ バニラ バーニラ」だった。ウケる。
今、ベランダでハイボールを飲みながら思った「詩は趣味だ」。っていうのも俺、一度でも詩で仕事をしてるって思ったことない。くれるっていうお金はもらうけど、やっぱ詩に値段は付けられない。それはどうでもよくて、単純にさっき趣味のこと考えてて、もっとあるもっとあるってやってたら最後「詩」になった。今日は久々に直太朗とゆっくり話して、イノッチとも合流できた。20年くらい前に3人でロスに行った時みたいなランチだった。家に新潮の最新刊が届いてて、本谷有希子のタイトルが「バーニラ バニラ バーニラ」だった。ウケる。
1977年東京生まれ 詩人。