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詩

愛の自信

愛の自信があるからこそ

言えることがある


何も考えることはない

ただ感じるままを


全てを投げ打ったとしても

残るものがある


私には意識がある

ぐるぐるぐる目が回る


囚われてはならない

非定型の檻を噛みちぎるのだ


真っ直ぐでよい

曲がっても尚よい


目はもうとっくに冴えている

割れない氷も溶ける


虚しいわけではない

移ろう町の景色よ


そして私は眠るだろう

明日に狼狽えるだろう
 

二〇二五年〇九月一四日(日)

愛の自信

愛の自信があるからこそ

言えることがある


何も考えることはない

ただ感じるままを


全てを投げ打ったとしても

残るものがある


私には意識がある

ぐるぐるぐる目が回る


囚われてはならない

非定型の檻を噛みちぎるのだ


真っ直ぐでよい

曲がっても尚よい


目はもうとっくに冴えている

割れない氷も溶ける


虚しいわけではない

移ろう町の景色よ


そして私は眠るだろう

明日に狼狽えるだろう
 

二〇二五年〇九月一四日(日)

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寫眞

2019年11月6日(水)以降は、Instagram(@kite_okachimachi)に移行しました

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寫眞一覧

雑記

足場

「朝、9時までに登園ね」と前日に有希子から強めに言われ、頑張って9時前についたらミホちゃんに「果くん早いねー」と笑顔で言われ、「俺たちだってやればできるもんね」と言ったら、果が笑ってた。それからQuindiで岩さんと打ち合わせ。年末に「知らない人と喋る」のスピンオフ企画をやることになる。ここ三日、奈歩とたくさん喋った。会話の中に他者がいて他者の中に足場がある。社会との関わりって言葉なんじゃないかってのが最近の実感。触れ合ったりすることは、また違う位相の話。それが何かはまだ分からない。おそらく単純な物質的な交配。物を運んだりするのとあまり変わらない。汗をかく行為。

足場

「朝、9時までに登園ね」と前日に有希子から強めに言われ、頑張って9時前についたらミホちゃんに「果くん早いねー」と笑顔で言われ、「俺たちだってやればできるもんね」と言ったら、果が笑ってた。それからQuindiで岩さんと打ち合わせ。年末に「知らない人と喋る」のスピンオフ企画をやることになる。ここ三日、奈歩とたくさん喋った。会話の中に他者がいて他者の中に足場がある。社会との関わりって言葉なんじゃないかってのが最近の実感。触れ合ったりすることは、また違う位相の話。それが何かはまだ分からない。おそらく単純な物質的な交配。物を運んだりするのとあまり変わらない。汗をかく行為。

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プロフィール

御徒町凧 
おかちまちかいと

1977年東京生まれ 詩人。

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