潮風はきみの頬に触れ
くたびれた革靴が音を立てる
さびれたバーに屯すジャッカルの群れ
小銭をジャラジャラ鳴らして
お下げの少女がペロリと舌を出した
一行と一行の間で真実は膝を抱いて
星々のおしゃべりを羨ましそうに聞いている
埠頭に佇むペンギンに声は届かない
ぼくの港は開かれている
あらゆる不条理を飲み込んで
ぼくの港は開かれている
潮風はきみの頬に触れ
くたびれた革靴が音を立てる
さびれたバーに屯すジャッカルの群れ
小銭をジャラジャラ鳴らして
お下げの少女がペロリと舌を出した
一行と一行の間で真実は膝を抱いて
星々のおしゃべりを羨ましそうに聞いている
埠頭に佇むペンギンに声は届かない
ぼくの港は開かれている
あらゆる不条理を飲み込んで
ぼくの港は開かれている
二〇一一年一〇月一二日(水)
ぼくの港は開かれている
潮風はきみの頬に触れ
くたびれた革靴が音を立てる
さびれたバーに屯すジャッカルの群れ
小銭をジャラジャラ鳴らして
お下げの少女がペロリと舌を出した
一行と一行の間で真実は膝を抱いて
星々のおしゃべりを羨ましそうに聞いている
埠頭に佇むペンギンに声は届かない
ぼくの港は開かれている
あらゆる不条理を飲み込んで
ぼくの港は開かれている
二〇一一年一〇月一二日(水)