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詩

絵筆を手にしたまま

絵筆を手にしたままケドマポミオはこの後におとずれる時間について考えていた。
寝室といっても、リビングとカーテンで仕切られた大きめのベッドで寝ているセジービャの寝息が耳に届いていたが、ケドマポミオは寝息を聞いていなかった。
絵筆を何度か握り直し、そのたびに過去に描いたいくつかの絵を思い出し、その過程と、いま自分がここにいるということを天秤にかけるようにして眺めていた。

二〇〇九年〇四月〇一日(水)

絵筆を手にしたまま

絵筆を手にしたままケドマポミオはこの後におとずれる時間について考えていた。
寝室といっても、リビングとカーテンで仕切られた大きめのベッドで寝ているセジービャの寝息が耳に届いていたが、ケドマポミオは寝息を聞いていなかった。
絵筆を何度か握り直し、そのたびに過去に描いたいくつかの絵を思い出し、その過程と、いま自分がここにいるということを天秤にかけるようにして眺めていた。

二〇〇九年〇四月〇一日(水)

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