これは手紙です
ぼくたちの革命
並べられたベッドの距離
遥かなる数メートル
開け放たれた窓から朝はやってきて
カモノハシの切手の
不格好な便箋
キャハハと笑うそばかすのロック
スパゲッティを茹でながらトラボルタ
時間の流れについてのダンスを考案
「せまりくる」の品詞が分からずに
私の旋律は迷妄ス
許されるなら
もう少しバスを待っていたかった
浜茄子を二つ鞄に携え
お母さんとお父さんの手を握り
わがままを歌にしたかった
アプリで私はあばかれる
いま、ここ、なに、それ
やれ、はれ、ほろ、ひれ
トーテムポールを庭に隠して
見張り台からずっと見てました
夜空。満天に精液
キレギレになった我ら
ぼくたちの革命
写メで送るか迷ったけどやめた