足を止めちゃならない時がある
事あるごとに最はそう言った
背の高いアオダミの先端だけを
器用に指で弾きながら高は
なるようになるさ、いや
なるようにしかならないよ
そう思いながら俺もそう思うと言った
二人が目指す毒マムシの館は
もう目と鼻の先にせまっていた
二〇二三年〇八月〇七日(月)
足を止めちゃならない時がある
事あるごとに最はそう言った
背の高いアオダミの先端だけを
器用に指で弾きながら高は
なるようになるさ、いや
なるようにしかならないよ
そう思いながら俺もそう思うと言った
二人が目指す毒マムシの館は
もう目と鼻の先にせまっていた
二〇二三年〇八月〇七日(月)