遅れて教室に入ったメンペイムはモーメルに小さく背中を押され席についた。
パトムはすかさず「せんせー、メンペイムどうかしたの?」と大きく声を出し、それは教室にいるみんなの気持ちの代弁でもあったためか必要以上に響きがよかった。
メンペイムはうつむいたまま席に座ったが、「なんでもないよ〜」と言いながらすぐに顔を上げた。
モーメルは「はい、みなさんこんにちわー」と、お腹のそこから心なしか乾いた声をだして、いつものようにニコッと唇を上げて前歯を見せた。
二〇〇九年〇四月〇六日(月)
遅れて教室に入ったメンペイムはモーメルに小さく背中を押され席についた。
パトムはすかさず「せんせー、メンペイムどうかしたの?」と大きく声を出し、それは教室にいるみんなの気持ちの代弁でもあったためか必要以上に響きがよかった。
メンペイムはうつむいたまま席に座ったが、「なんでもないよ〜」と言いながらすぐに顔を上げた。
モーメルは「はい、みなさんこんにちわー」と、お腹のそこから心なしか乾いた声をだして、いつものようにニコッと唇を上げて前歯を見せた。
二〇〇九年〇四月〇六日(月)