思うように体が動く
転んで膝から血が流れる
色とりどりの国旗を飾って
死ぬまでにできることについて
ぼんやり考えている
慰めるように
永遠と音にする
「えいえん」
お菓子だけを食べるわけにはいかないと
猫のバスが教えてくれた
捕まえた金魚が浮かんでいる
魚にはまぶたがないんだって
まんまるな瞳がこぼれ落ちそうだ
生きることが懐かしいのはなぜだろう
静かな森の中にいると気が付くものさ
心はもともと一つだったってこと