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詩

朝焼け

これは誰の記憶だろう

人のいないベランがまた

徐々に輪郭を待ち始める

この手紙があなたの下に届く頃

私の生きている今日は

もうこの今日ではないだろう

海を

時を

想いを

越えて

あなたはわたしに出会うだろう

喜びが軒先で濡れている

哀しみが駐車場で割れている

過去を称えたコーヒーカップ

全てをここに留めている

こともな気に

喉元に残る静寂

汚れた動物園の孔雀

震える指先を勇気と名付けた

消え入りそうな気配から

まぎれもなく漂ってくる

未知という風

なにかが焦げる香ばしい匂い

二〇二〇年〇一月一七日(金)

朝焼け

これは誰の記憶だろう

人のいないベランがまた

徐々に輪郭を待ち始める

この手紙があなたの下に届く頃

私の生きている今日は

もうこの今日ではないだろう

海を

時を

想いを

越えて

あなたはわたしに出会うだろう

喜びが軒先で濡れている

哀しみが駐車場で割れている

過去を称えたコーヒーカップ

全てをここに留めている

こともな気に

喉元に残る静寂

汚れた動物園の孔雀

震える指先を勇気と名付けた

消え入りそうな気配から

まぎれもなく漂ってくる

未知という風

なにかが焦げる香ばしい匂い

二〇二〇年〇一月一七日(金)

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