飛べない空はないんだと
微笑む君の口元に
赤く揺らめく明星の影
果ての見えない草原で
ルリルリルリと丸めた言葉
忘れ物さえ忘れたままで
どんなに強い風だろと
見方にすると君はいう
万の風船背中に追って
飛ぶというよりも舞うという方が近かった
しかしそれは後になって気がついたこと
時を見つめてはならないと
それは文字の反乱
行け
カタイクサの森を越え
ジャコマの浜を抜けて
巡り/逢え
踊るように
叫べ(ぶ)
沈黙にその手
ラララ
色は分かれ
混ざる
ルルル
シャ(ru)