たまに座ったりもする
なんでそんなとこにって
俺を驚かせる
生温い息を吐き出して
いらない一行について
今更論じることもない
語尾を気にしたって
詩には影響がない
錆びたダクトの刺青が
あのビルから時間を奪う
俺以外のことのようで
すべては俺そのものだ
時制がリアリティを奪う
植木鉢を置くなら
室外機の上
すべての可能性を開け