御徒町凧 OFFICIAL SITE

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詩

カノトイ

目覚めると

そこは夢の中だった

体がフワフワして

落ち着かなかったから

もう一度眠ることにした

そうして見た夢の中で

仲間たちに出会った

お喋りをしようと思ったら

言葉はたまにキラッと光るくらいで

役に立たなくて

僕はすべてを詩に喩えた

するとあいつは歌を歌って

もう一人のあいつは踊りを踊った

歌や踊りは僕たちを

どこまでも飲み込んでいった

そんなことをしていたら

少しずつ仲間が集まってきた

僕たちは良い気持ちになって

ちょっとだけ遠いところまで

行ってみることにした

それは旅に似ていた

いつしか日も暮れて

疲れてまた眠るだろう

そこで見る夢が

どこにあるのか

その夢が何であるのかを

僕は知らない

たぶんきっと

誰も知らない

二〇一九年〇九月二〇日(金)

カノトイ

目覚めると

そこは夢の中だった

体がフワフワして

落ち着かなかったから

もう一度眠ることにした

そうして見た夢の中で

仲間たちに出会った

お喋りをしようと思ったら

言葉はたまにキラッと光るくらいで

役に立たなくて

僕はすべてを詩に喩えた

するとあいつは歌を歌って

もう一人のあいつは踊りを踊った

歌や踊りは僕たちを

どこまでも飲み込んでいった

そんなことをしていたら

少しずつ仲間が集まってきた

僕たちは良い気持ちになって

ちょっとだけ遠いところまで

行ってみることにした

それは旅に似ていた

いつしか日も暮れて

疲れてまた眠るだろう

そこで見る夢が

どこにあるのか

その夢が何であるのかを

僕は知らない

たぶんきっと

誰も知らない

二〇一九年〇九月二〇日(金)

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