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詩

千羽鶴

私たちは千羽鶴を折っているのではない

千羽の鶴を折っているのだ

そんなことも分からずに

あなたの手油は千代紙に吸い取られていく



私たちは日に三度食事を摂るのではない

日に三度腹が減るのだ

当たり前のように

潮の満ち引きは繰り返されている



詩人が詩を詠むのではない

詩を詠んだものが詩人なのだ

咲いては散る桜の花に

何の詩想も抱かぬものなどいないのだ



私たちはいつか死ぬのでない

今、生きているのだ

千羽の鶴の折り目には

そのことが刻まれているだけなのだ

二〇一一年〇四月一一日(月)

千羽鶴

私たちは千羽鶴を折っているのではない

千羽の鶴を折っているのだ

そんなことも分からずに

あなたの手油は千代紙に吸い取られていく



私たちは日に三度食事を摂るのではない

日に三度腹が減るのだ

当たり前のように

潮の満ち引きは繰り返されている



詩人が詩を詠むのではない

詩を詠んだものが詩人なのだ

咲いては散る桜の花に

何の詩想も抱かぬものなどいないのだ



私たちはいつか死ぬのでない

今、生きているのだ

千羽の鶴の折り目には

そのことが刻まれているだけなのだ

二〇一一年〇四月一一日(月)

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