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詩

スニーカー

十年前くらいに買ったスニーカー

毎日履くわけじゃないけれど

気づいたらボロボロになっている

ぼくの三十代をほぼ一緒に歩んできた

スニーカーは草臥れていて

ぼくの心はそれほど疲労していない

一度修理に出したことがある

返ってきてソウルが復活していた

草臥れた物に愛着を感じる

愛着とエロスは拮抗するが

もともとは同じ根から息吹いた

物が形を変えてゆくとき

私もまた変成してる

スニーカーに感じた愛着が執着にならなければいい

私は彼と友であり続けたいと

何故か今

幾ばくか思うのである

二〇一四年〇六月〇九日(月)

スニーカー

十年前くらいに買ったスニーカー

毎日履くわけじゃないけれど

気づいたらボロボロになっている

ぼくの三十代をほぼ一緒に歩んできた

スニーカーは草臥れていて

ぼくの心はそれほど疲労していない

一度修理に出したことがある

返ってきてソウルが復活していた

草臥れた物に愛着を感じる

愛着とエロスは拮抗するが

もともとは同じ根から息吹いた

物が形を変えてゆくとき

私もまた変成してる

スニーカーに感じた愛着が執着にならなければいい

私は彼と友であり続けたいと

何故か今

幾ばくか思うのである

二〇一四年〇六月〇九日(月)

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