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詩

絶対、大丈夫

思うよりも先に言葉があれば

それでいいといつも思う

西海岸の青い海に雲は流れ

その下を自転車で行く

風の形状に触れる必要などなく

不確かな瞬間の連続に

俺の下腹は断層となり

たまに水面を弾くイルカの表情は

ことのほか爽やかで

周囲に微笑みを運んだ

大きな迷路を彷徨い続けるうちに

出口のことを忘れてしまう

入口がどこだったかも定かではないまま

乾いた靴音が室外機に煽られて

人々の鼓膜を揺さぶる

大切なことは今見えているものが

正しく狂っていること

身につけたもの全てを捨ててしまえ

手に入れたもの全てをなくしてしまえ

絶対、大丈夫

思うより前に聴こえた

誰かの言葉が

錆びた鉄塔に引っかかっている

二〇一七年〇八月〇二日(水)

絶対、大丈夫

思うよりも先に言葉があれば

それでいいといつも思う

西海岸の青い海に雲は流れ

その下を自転車で行く

風の形状に触れる必要などなく

不確かな瞬間の連続に

俺の下腹は断層となり

たまに水面を弾くイルカの表情は

ことのほか爽やかで

周囲に微笑みを運んだ

大きな迷路を彷徨い続けるうちに

出口のことを忘れてしまう

入口がどこだったかも定かではないまま

乾いた靴音が室外機に煽られて

人々の鼓膜を揺さぶる

大切なことは今見えているものが

正しく狂っていること

身につけたもの全てを捨ててしまえ

手に入れたもの全てをなくしてしまえ

絶対、大丈夫

思うより前に聴こえた

誰かの言葉が

錆びた鉄塔に引っかかっている

二〇一七年〇八月〇二日(水)

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