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詩

バタバタと急ぎ足で

バタバタと急ぎ足で教室の前のドアからパトムが入ってきた。
パトムは水に濡れた両手を膝下までの長さのデニムの半ズボンで拭きながらあからさまな独り言を言っていて、教壇の前で一瞬立ち止り、「あっ」というような表情で、なにかを思い出したようだったけど、よくあることだったし、パトムの言うことがクラスのみんなの興味をひくことが普段からあまりないため、誰もパトムの動きを気にしていなかった。

二〇〇九年〇三月二四日(火)

バタバタと急ぎ足で

バタバタと急ぎ足で教室の前のドアからパトムが入ってきた。
パトムは水に濡れた両手を膝下までの長さのデニムの半ズボンで拭きながらあからさまな独り言を言っていて、教壇の前で一瞬立ち止り、「あっ」というような表情で、なにかを思い出したようだったけど、よくあることだったし、パトムの言うことがクラスのみんなの興味をひくことが普段からあまりないため、誰もパトムの動きを気にしていなかった。

二〇〇九年〇三月二四日(火)

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