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詩

白樺

足下に転がる石

それは転がっているわけではなく

だから私は蹴り上げる

かといって蹴られた石は

地面をカツカツと這うだけ

三十年来の仲間たちから

娘の誕生祝いに白樺の木をもらい

久々に過ごした地元の夢に

結局あまり描くことのない

絵画道具を押しやる

疲れるほど笑った一日の最後を

寝付きの悪い娘と過ごし

父親の言葉で

変わらぬオリオンの均衡を見上げる

そこに位置する石は

転がっているのか

動きだす足の前に

考える私は

私で有り得たのだろうか

〜夜風に結ぶ〜

いつか娘と

白樺の庭で

シャボン玉をしよう

二〇一五年一二月〇九日(水)

白樺

足下に転がる石

それは転がっているわけではなく

だから私は蹴り上げる

かといって蹴られた石は

地面をカツカツと這うだけ

三十年来の仲間たちから

娘の誕生祝いに白樺の木をもらい

久々に過ごした地元の夢に

結局あまり描くことのない

絵画道具を押しやる

疲れるほど笑った一日の最後を

寝付きの悪い娘と過ごし

父親の言葉で

変わらぬオリオンの均衡を見上げる

そこに位置する石は

転がっているのか

動きだす足の前に

考える私は

私で有り得たのだろうか

〜夜風に結ぶ〜

いつか娘と

白樺の庭で

シャボン玉をしよう

二〇一五年一二月〇九日(水)

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