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詩

草の葉の上

思いのほか雨が降ったようで

川の水が少しだけ氾濫した

私たちは広い場所で寝ようと思ったらしく

眼鏡ケースを片足に嵌め

坂を降りると

草の葉の上に聞き覚えのある歌がして

そこは公園のような広場で

数人が歌に集まっていた

アコースティックギターの音色は

体で受け取る物だと私は考えなかったが

静まる鳥たちの視線がそれは気になった

もう少しで夜が訪れようとしていたので

車座になって歌の意味を考えていると

虚ろに星が輝いたので

ハッピーエンドということにして

そろっと缶の蓋を開けた

二〇一三年〇六月〇四日(火)

草の葉の上

思いのほか雨が降ったようで

川の水が少しだけ氾濫した

私たちは広い場所で寝ようと思ったらしく

眼鏡ケースを片足に嵌め

坂を降りると

草の葉の上に聞き覚えのある歌がして

そこは公園のような広場で

数人が歌に集まっていた

アコースティックギターの音色は

体で受け取る物だと私は考えなかったが

静まる鳥たちの視線がそれは気になった

もう少しで夜が訪れようとしていたので

車座になって歌の意味を考えていると

虚ろに星が輝いたので

ハッピーエンドということにして

そろっと缶の蓋を開けた

二〇一三年〇六月〇四日(火)

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