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詩

自分の足

見たことのない景色

それでいて見覚えがある

「悲しみ」と「哀しみ」の違いが

蝶々の左右の羽に弄ばれている

自分の足を疑いながら

私は歩む

乾いた風が瞳に触れて

ふいに涙を零しながら

見たことのない景色は

増えてゆくのである

時とともに太古の地層が暴かれるように

自分の足が砂に埋まってゆく

背中の羽

大きく翻る空

「本当の愛に触れるために」と

バーガーキングの看板が

ガタガタと風に歯向かう白昼

二〇一二年〇八月二八日(火)

自分の足

見たことのない景色

それでいて見覚えがある

「悲しみ」と「哀しみ」の違いが

蝶々の左右の羽に弄ばれている

自分の足を疑いながら

私は歩む

乾いた風が瞳に触れて

ふいに涙を零しながら

見たことのない景色は

増えてゆくのである

時とともに太古の地層が暴かれるように

自分の足が砂に埋まってゆく

背中の羽

大きく翻る空

「本当の愛に触れるために」と

バーガーキングの看板が

ガタガタと風に歯向かう白昼

二〇一二年〇八月二八日(火)

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