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詩

なにかが描かれようとしている

なにかが描かれようとしている

吹き抜ける風の仕草で

それを見ている私に目的はない



なにかが描かれようとしている

眠る猫の傍らで

明け方に聴こえる前置きのない旋律



なにかが描かれようとしている

気の抜けた炭酸水の深淵

紙芝居のエンディングは夕暮れが隠した



なにかが描かれようとしている

惚けた物理学者の草臥れたジャケット

黒板に叩かれた文字が微笑みを浮かべ



なにかが描かれようとしている

短距離走者の孤独と惑い

誰よりも速く誰よりも強くと、遠い点からのパース



なにかが描かれようとしている

シナモンとライムと腐りかけのオリーブと

薄目で覗いた星空は一粒の涙に消えた

二〇一二年〇八月一四日(火)

なにかが描かれようとしている

なにかが描かれようとしている

吹き抜ける風の仕草で

それを見ている私に目的はない



なにかが描かれようとしている

眠る猫の傍らで

明け方に聴こえる前置きのない旋律



なにかが描かれようとしている

気の抜けた炭酸水の深淵

紙芝居のエンディングは夕暮れが隠した



なにかが描かれようとしている

惚けた物理学者の草臥れたジャケット

黒板に叩かれた文字が微笑みを浮かべ



なにかが描かれようとしている

短距離走者の孤独と惑い

誰よりも速く誰よりも強くと、遠い点からのパース



なにかが描かれようとしている

シナモンとライムと腐りかけのオリーブと

薄目で覗いた星空は一粒の涙に消えた

二〇一二年〇八月一四日(火)

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