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詩

椅子を運ぶ

強い日差しの中

肩に椅子を担ぎ

椅子を運ぶ

作業着を着た男たちと

すれ違うわたしは

寝間着を着ている

寝間着とは短パンとTシャツであり

この国に今、戦争はない

マンションに反射した光が

私の膝をカックンする

その分だけ歩みは速まり

海に近づく

波の音のアスファルトに

空き缶の貝殻を見つけては

拾わずに素通りする無情

だから私はもくもくと

椅子を運ぶ

鼻歌は意思ではない

二〇一二年〇七月一八日(水)

椅子を運ぶ

強い日差しの中

肩に椅子を担ぎ

椅子を運ぶ

作業着を着た男たちと

すれ違うわたしは

寝間着を着ている

寝間着とは短パンとTシャツであり

この国に今、戦争はない

マンションに反射した光が

私の膝をカックンする

その分だけ歩みは速まり

海に近づく

波の音のアスファルトに

空き缶の貝殻を見つけては

拾わずに素通りする無情

だから私はもくもくと

椅子を運ぶ

鼻歌は意思ではない

二〇一二年〇七月一八日(水)

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