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詩

ぼくの港は開かれている

潮風はきみの頬に触れ

くたびれた革靴が音を立てる

さびれたバーに屯すジャッカルの群れ

小銭をジャラジャラ鳴らして

お下げの少女がペロリと舌を出した

一行と一行の間で真実は膝を抱いて

星々のおしゃべりを羨ましそうに聞いている

埠頭に佇むペンギンに声は届かない

ぼくの港は開かれている

あらゆる不条理を飲み込んで

ぼくの港は開かれている

二〇一一年一〇月一二日(水)

ぼくの港は開かれている

潮風はきみの頬に触れ

くたびれた革靴が音を立てる

さびれたバーに屯すジャッカルの群れ

小銭をジャラジャラ鳴らして

お下げの少女がペロリと舌を出した

一行と一行の間で真実は膝を抱いて

星々のおしゃべりを羨ましそうに聞いている

埠頭に佇むペンギンに声は届かない

ぼくの港は開かれている

あらゆる不条理を飲み込んで

ぼくの港は開かれている

二〇一一年一〇月一二日(水)

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