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詩

長い眠り

今日は一度も目を覚まさなかった。

いくつかの夢を見ただろうけれど、そのすべてを覚えていないのだから、夢を見たと言うことができないのかもしれないと考えながら思っていると、夢というものを言葉で捉えることがそもそも不可能なのかもしれないわけだから、こうして夢のアウトラインを辿ることでしか夢について触れることなどできないのだという、居直りのような開けた気持ちが芽生えてくる。

この長い眠りに終わりは来るのだろうか。

もう少しだけ、まぶたの中の暗闇を眺めていることにした。

二〇〇九年〇二月二四日(火)

長い眠り

今日は一度も目を覚まさなかった。

いくつかの夢を見ただろうけれど、そのすべてを覚えていないのだから、夢を見たと言うことができないのかもしれないと考えながら思っていると、夢というものを言葉で捉えることがそもそも不可能なのかもしれないわけだから、こうして夢のアウトラインを辿ることでしか夢について触れることなどできないのだという、居直りのような開けた気持ちが芽生えてくる。

この長い眠りに終わりは来るのだろうか。

もう少しだけ、まぶたの中の暗闇を眺めていることにした。

二〇〇九年〇二月二四日(火)

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