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詩

目覚め

目覚めると

世界は無限であった

無限とはすなわち

限りがないということ

限りさえも

無いさえも

もうだれも

もうなにも

エニーモー

語られることのない

そんな世界に

降り立つような

目覚め

バス停の戦士

ストロボで煽られた

一瞬の邂逅

そして別れ

壊れる前に

留めようとする作用

哀しみはただ

佇み

捕われることを恐れ

100円では数が多いから

百という玉を握りしめ

駄菓子屋でババアと睨み合う

(もしくはアババという黒人)

カマボコの背のような

夕暮れのアーチに

影だけとなった鳥

目覚めは遠く

浮遊し

地平に霞み

世界をボカす

世界とはつまり

ベッドサイドの

丸められたティシュー

二〇一二年〇七月一二日(木)

目覚め

目覚めると

世界は無限であった

無限とはすなわち

限りがないということ

限りさえも

無いさえも

もうだれも

もうなにも

エニーモー

語られることのない

そんな世界に

降り立つような

目覚め

バス停の戦士

ストロボで煽られた

一瞬の邂逅

そして別れ

壊れる前に

留めようとする作用

哀しみはただ

佇み

捕われることを恐れ

100円では数が多いから

百という玉を握りしめ

駄菓子屋でババアと睨み合う

(もしくはアババという黒人)

カマボコの背のような

夕暮れのアーチに

影だけとなった鳥

目覚めは遠く

浮遊し

地平に霞み

世界をボカす

世界とはつまり

ベッドサイドの

丸められたティシュー

二〇一二年〇七月一二日(木)

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