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詩

背番号7

背番号7をつけた少年が

自転車に乗ってフラフラ

光の方へと向かっていった

ぼくはその背中を車から眺め

ストローを噛みなおした

もう二度と帰らない日の

もう二度と逢うことない少年

ぼくたちは束の間

曖昧な構図で繋がった

壊れそうな物は案外頑丈で

掴めない物ばかり身の回りに溢れ

放物線を描きながら

少年の心は未知へと飛翔する

君はここから遠ざかる

振り返ることも

思い返すこともせず

小さくうねる日々を抜け

握りしめたハンドルの

指と指の間あたりへ

二〇一二年一〇月二〇日(土)

背番号7

背番号7をつけた少年が

自転車に乗ってフラフラ

光の方へと向かっていった

ぼくはその背中を車から眺め

ストローを噛みなおした

もう二度と帰らない日の

もう二度と逢うことない少年

ぼくたちは束の間

曖昧な構図で繋がった

壊れそうな物は案外頑丈で

掴めない物ばかり身の回りに溢れ

放物線を描きながら

少年の心は未知へと飛翔する

君はここから遠ざかる

振り返ることも

思い返すこともせず

小さくうねる日々を抜け

握りしめたハンドルの

指と指の間あたりへ

二〇一二年一〇月二〇日(土)

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