俊太郎さんのお別れ会が帝国ホテルであり、招待状の参加に丸をして返送した手前、赴く。詩にまつわるたくさんの懐かしい顔ぶれはさながらビッグフィッシュのエンディング。こんなにもゆっくり死んだ人を俺は知らない。憧れることもできない。ただこちら側の胸の内に忍び込む詩情。等分に生きる。タキヤが言った「俺たちは俊太郎さんの子供だから」。そうだな、残念ながら否定できない。そして多大なる感謝。や、その言葉も正確じゃない。詩しかねーじゃん。精一杯。
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