なんの用もない、家族もいない、一日。やりたいことをやっていたら一日があっという間に過ぎていった。大人になると時間の流れが早くなるって説は、きっと、感受性の話なんだと思う。心が忙しない若い頃は、情報量が多いから時間が長く感じられる。晴れた空に感謝したり、友達の言葉に傷ついたり。そういったあらゆることにいちいち心が揺れなくなると、するーっと過ぎていくんだろうな、時間。猫と年寄りって似てる。今日みたいな日がずっと続けばいいって切に思う。とても困難なんだろうことは想像できるが。
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