明日の朝、生放送の仕事が入ってしまって、本当はもう一泊の予定だったのだけど今日が小木さんたちの最終日。それと入れ替わりで菊ちゃんとケンジュが来る。タカシくんは夏のWSOPで休暇を消化してしまったらしく今回は断念。せっかく中村達也さんのライブがあるのに惜しかったな、あいつブランキー好きだから。ヒロキが空港からの足がないって言ってて、俺の車を小木さんたちに空港で乗り捨てしてもらってそれをヒロキがピックアップして、菊ちゃんたちはレンタカーで来てもらうことになった。もともと送りと迎えの時間が合わなかったから、パズルがハマるみたいにちょうど良かった。もっと早い時間に来ると思って山の家で作業などしていたら「今、支笏湖〜」と呑気なLINEが届いて、連中が着いた時はあたりは真っ暗だった。俺は車がないから山の家にずっといて、出迎えた時、開口一番笑いながら「なにやってんだよ」って言った菊ちゃんのパンチライン。俺もたまに「なにやってんだろ」って思うんだから、40年来の幼馴染はダテじゃない。けどこの「なにやってんだよ」感って、今に始まったことじゃなくて、あらゆる局面でよく思いがち。それが極まって見えたんだろうな。北海道の山の奥の一軒家で「ようこそー」って、あいつらからしたら意味不明だろう。ちなみにそれぞれに今回の目的は?って聞いたらケンジュは「ゆっくりしたい」みたいなこと言ってて、菊ちゃんは「ケッポ(俺)が北海道で何してんのか見にきた」って。二人を招いてみて思ったけど、改めてまったく気を使わない。言っても小木さんとヒロユキは大人になってからの友達で、喜んでもらいたいって俺の欲が根っこにあるんだなと自覚できた。つまり自覚してなかった。地元の友達はもはや友達って言うより家族ってフォルダに入れた方が思考と合うのかもしれない。町へ降りてCOOPで食材を買ってジンギスカンをした。ニュージーランド産のお肉だけど、山の家でやるジンギスカン美味しいんだよな。鍋かな、野菜かな、理由はさておき、菊ちゃん締めでカップラーメン食べてた。なにやってんだよ。