果(息子)の送り迎えで、自転車に乗りながらおしゃべりをたくさんする。子供は目に映るものに純粋に反応するから、忘れかけていた景色を思い出させてくれる。これまで、「青いお花」と「黄色いお花」と呼んでいた、隣のマンションの壁に垂れる花の名前を調べた。プルンバゴとランタナ。俺にとってはこの年まで知らなかった名前だが、果からしたら10種類も知らないうちに認識した花。夏の花は発色がよくて、視線を奪われる。奴らの思う壺だ。
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