人間の森東京公演。広島のカフェで詩を書いている時に、直太朗が来て「今日は〜〜を歌おうと思う」って言って、ふとした違和感があって、座って弾き語りをする場面の意味を考えた。そしたら「ソフィー」が良いなと思って提案して、広島でリハだけやって東京の初日はってことでソフィーをやる。NHKホールは家からほんとに近いから、クリーニング屋さんに行くような感覚で来れる。舞台から見える景色がものすごく狭く感じられて、自分たちがやってきたことのイメージの大きさを知った。リハで、夏の終わりの立ち上がりのイメージの再確認。途中から「やがて」じゃなくて「魂、それは〜」に切り替えていたんだけど、「やがて」の初期衝動って大切だったな。途中の朗読のところとか、杏もJPも見違えるほどよくなったし、それって、この半年が彼らを大きく成長させたってことだと思う。ところで、終盤、杏とJPとたまに部屋飲みをして、若い人と話すのって柔らかくて気が楽だ。昨日のレイニーにも二人は来てたし、多分探し物をしているんだろう。それって俺もまさにその途上だから気も合うわけで。立ち上がり、空調のコントロールと置き位置の関係でスモークがうまくたまらずにちょっと強めな絵になってしまう。そしたら音も硬くて、立ち上がりはコケた。しばらくすると徐々に世界観が立ち上がっていって、50公演って伊達じゃないと思った。二部とかはすごいハネて、途中から二日目の対策に頭が切り替わっていった。終演後、雀荘に行って結構深くまで打つ。