雀荘に有線がかかっていて、ここで一番よく音楽を聴く。森山直太朗もたまにかかるけど、相対的にどんなサウンドなのかとかって、スタジオにこもってると分かりづらいから、気づくことが多い。そういえばこないだ、美空ひばりの「愛燦燦」がかかって、おったまげた。歌の迫力と臨場感が牌を握る俺の手を止めた。歌詞も良いし。すごいすごいとは聞いていたけど、初めてその意味が分かった気がした。あと、そのあと流れたH2Oの「想い出がいっぱい」も良かったな。今聴くと、オリジナルはほんとに頼りない演奏で、純度の高いピュアネスが楽曲の内容とともにレコーディングされている。胸熱。けっこう前だけど、井上陽水の「リバーサイドホテル」にも痺れた。最近だと「U.S.A.」も盛り上がる。たまに海外のポップスの時もあって、ポリスとかニールヤングとかがかかると、応援されている気がして打牌が強くなる。