友人宅の近くの公園が穴場だということで午前中から花見に出向いた。行ってみると本当に穴場で、いい感じの広場にそこそこの人間、都内の名所と言われるようなあの鬱蒼とした印象がなかった。ところで今日集まった仲間たちとはいつから付き合いがあるのだろうかと考えてみると、明確に思い出せない。麻雀やフットサルなど共通の趣味を通じて知り合った友達の友達なんかの繋がり。一緒に過ごしていて気のいい連中で、唐揚げを齧ると「来年もまた花見したい」という感慨がよぎった。それって生きる意味なんじゃないかと。
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