岩手公演。盛岡市民文化ホール。リハで細かい修正をして、その全てが本番でうまく機能した。リハの時間を工面して新しい曲も当たってみた。お披露目はまだ先になると思われるが、人間の森の新たな可能性を示唆しているようだ。ここは三階建の縦と上に広いホールで、リハと本番であまり違いがなく音響的にほぼストレスがなかった。照明の細かいタイミングの調整をしたのだけど、ざっくりとした指示は「指先を感じさせない」というようなもの。下手なオペレーションだと、操作する人が見える。敢えてすることもあるけど、シーンによってのケースバイケース。オペレーターの基本的な思考は「いつもこうしている」というようなことが多く、今回の舞台にとってそれが害悪になることが多い。直太朗をはじめ、ミュージシャンたちにも同じようなことを言いつづけている。そういえば、Kindleの読み放題でほんとに何気なく落とした寺山修司に、同じようなことが書かれていた。若い頃はよく読んだけど、今、また感じられることもあるのかも。