ずっと楽しみにしていた何(娘)の遠足の今日は雨だった。昨夜寝る前に「早く寝るから髪乾かして!」とややキレ気味にお願いをされ乾かしてる最中「ああ緊張するー」とか言ってて「遠足緊張するってどんな感覚だろう」と気になっていた。朝、バタバタと何が出て行った後、有希子が「なっちゃん、班長らしいよ」と教えてくれて、なるほど得心した。さらに「8時半までに来ないとバス先に出ちゃいますよ」と先生に圧をかけれていたらしくそれも相まってのことだろう。それにしても子供は感受性が剥き出しで感心する。けどずっとだったら疲れちゃうから、年齢と共に押さえ込む術を体得するんだろうな。願わくばずっとそのままでいてほしいけど、実際そうなったら面倒臭いのかな。環境によるか。
昨日今日とも夜は有希子がいなくて夕飯を作った。果(息子)のついでにコンコンのお迎えもした流れで西原家とも合流。何からのふんわりとしたリクエストでドライカレーがメインに据えられた。以前、ハンバーグで余ったひき肉をあてもなく炒めていたらドライカレーっぽいのが美味しくできた経験を生かしアドリブで作ってみる。カレーの時に響きだけで選んだ香辛料を適当に入れていつの間にかカレーっぽくなるのが好きで、いつもはそうやって作るのだけど、子供が多いと「辛い」とか言い出すし分けて作るのもしんどいから、香辛料は自重(大人は後がけ香辛丸)。ピーマンやら人参やら子供たちが真っ直ぐ食べない食材をここぞとばかりに微塵切りにしてみたら、けっこう野菜そのものの旨味なのか、甘みのあるドライカレーが美味しくできあがった。食後は、最近何のハマっている風雲たけし城のリバイバルをみんなで観た。大人も子供も楽しめるコンテンツって強い。とはいえ新しいたけし城はレギュレーションが甘く(失格者が不明瞭)、30年前の放送時感じていたある種の無慈悲さが抜け落ちていて今ひとつ面白みに欠ける。俺の感覚が鈍ったのか、純粋に時代のせいなのか分からないけど、とにかく子供たちは興奮して観ていた。から、いいのか。