朝、万博の会場に向かおうとして、着信のあったタップに車から電話をしたら「直太朗の車が燃えている」と言われ、自体が飲み込めないまま現場へ行くと、半分黒焦げになった車と消防車、困惑している直太朗。レッカー車の手配などを手伝ってから、袖ヶ浦の会場に向かう。開演三十分前に付いて、着くなり翔やんとオープニングの確認。例年、直太朗がしている開会宣言は翔やんがやるべきだということを昨日決めた手前、直前まで段取りに追われた。直太朗も翔やんも、抜き差しならないない情況でしっかりと立っていた。その後の氣志團のライブを見届けたかったけど、良子さんのステージのテクニカルの確認があったから遠くヤッサイステージから聞こえてくる音だけを聞いていた。なんだかんだ良子さんの構成演出を手伝うのは初めてだった。終演後、有希子と黒田と何とで、千葉に残ることにした。大ラスの花火が上がらずに暗闇の中で月を見上げる。なんだったんだろう今日という日は。