稽古の途中で黒ちゃんと話した。いつの間にかみんな忘れちゃうけど、本当は絶対忘れない方がいいことがあって、そのことを、なんか、言ってる気がした。俺はそのことを知っているけど、結構忘れがちで、たまに黒ちゃんに諭される。本人はそのつもりないだろうけど、「こんなこと言いたくないけど、、、」って前後は忘れたけど、そのこと自体を言わせたくなかったな。並んで座ってる向かいのビルの屋上の向こうに、もっと高いビルがあったのか、なんか、その辺りにオレンジ色の球体みたいのが見えて、例えるなら日の出みたいではあったけど、どっちかと言えば空にあいた穴みたいで、その時は何も思わなかったけど、今、そのオレンジ色を思い出している。稽古終わりで、直太朗と渋谷方面へ向かって、あいつは歩いて、俺は自転車で、特に話すこともなく向かっていて、じゃと別れた少しその先に、西やんが歩いてて、おおってなって「ちょっとだけ雀荘行ってくる」って言ったら「ハハ、元気だねー」って笑ってた。真司、喉治ったかな。