人間の森仙台公演。「東京エレクトロンホール宮城」という奇々怪界な会場名。今回は初の仙台ツーデイズってことで、終演後IZUの家に泊まりにいく。杉山と菅原で高二の時に席が前後になった。IZUは一年の時からおしゃれで可愛くてめちゃくちゃ目立っていて、高二でクラスが一緒になった俺は「おお!」ってなった。そのIZUが仙台に移住して10年になる。ここ何年か必ずツアーには来てくれて、いつも日帰りだったから「行く行く」言いつつゆっくりできなかった雪辱を果たす(意味違うか、、、)。高校2〜3年を過ごした、いわゆる「B組」が学生時代の思い出として一番輝いている。実際俺は大学を三ヶ月で辞めてしまうから、最終学歴ということもあるんだろうか。ヒロコのデンバーにも遊びに行きたいな。ライブは色んな要素が合間って幻想的に進んだ。スモークが抜けずにやや視界が重たかった。会場の特性なのか今日だけの偶発性なのか、各回ごとに環境の変わるツアーだと掌握しきれないからとりあえず見守る。公演中「どうかな?」と思うこととの距離の取り方に演出家の資質が出る気がする。スタッフとの信頼度とかにもかかってくることだとは思うが、ジタバタしてうまくいくことの方が少ない。視覚と聴覚は密接に関わりがあって、たくさんの判断を同時に、そして程よく大らかに進めなければならない。あと、考え方として「どの段階でジャッジするか」ってこともある。個人的には今際の際に「あの日の公演は良かったな」と思えるものでありたい。