朝、昨日の饗宴が夢だったのかってくらい穏やかで、見たところ誰よりも早く起きて、テラスでぼんやりしてたら先生(瑛人の義母)が起きてきて、ゆっくり話した。なんとなく昨日読んだ詩を先生にも聞いてもらった。詩は時に、百の会話よりも何かを伝えることができる。程なくしてそれぞれのバンガローで寝てた真吾ファミリーとカンとケイスケと太陽が来て、だらだらと過ごした。今日は日比谷の野音でハナレグミがこないだ一緒に作った曲を披露するってことで、お昼くらいの飛行機を目指した。前日に宿泊したホテルにシャツを忘れてて、取りに行った何も本とゼリーを忘れてて、ここは似なくていいのにと思った。道中徐に「パパ、詩ってどうやって作るの?」って聞かれた。昨日の朗読を聞いてのことだろう。昨日の詩はピンとこなかったらしいけど、その先にある形容できない感情が心に留まったんだとしたら、父としても詩人としてもこの上ないことだ。野音は雨予報もかい潜り、最高のロケーションにハナレグミのサウンドが響いた。基本は弾き語りのツアーで、今日は野音スペシャルのセイゲンくんのカルテットも参加。杏とメイちゃんもいた。秋の夜ビール片手にハナレグミ。情感がそのまま俳句の形式になった。日本語怖い。終わりで小木さんのフットサルに顔を出した。準備運動ほぼなしでやったら、どっと疲れた。