いまさら夢のことを論じるつもりはないのだけど、夢と現実って認識の区分に違和感があることだけは告白したい。夢の中には言語が存在しないからこのことを言葉にしている時点で矛盾があることを大きく飲み込んでもいる。比較ついでに言うと、現実は曖昧で夢の方がリアルだったりもする。その狭間で、どこに力を入れるかってことが個性(時にアイデンティティ)と言われるもの。新千歳からの飛行機は定刻に発った。北海道も予想より暖かかったが、東京は当然もっと暑かった。もう夏って言ってもいいくらいの肌感。結局、肌感を頼るしかない。それだけを信じてれば、そのうち全部くっつく。