平取と書いて、びらとりへ行った。日高七町の一つ。日高七町とは日高地方を構成する7つの地域ってことで「日高町」「平取町」「新冠(にいかっぷ)町」「浦賀町」「様似(さまに)町」「えりも町」「新ひだか町」のこと。俺がよく行く、静内(しずない)」って町は、2006年に「静内町」とその隣の「三石(みついし)町」が合併して、「新ひだか町」になったそうで、非常に分かりづらい。そもそもが日高って地域で、その中に日高町があって、その隣に新ひだか町がある。そもそも静内に縁があって、静内と新冠はとても近くて、通っているうちに静内と新冠に友達が増えた。今は、新冠に部屋を借りていて、けど、遊んだり食事をしたりするのは静内が多い。
「北海道いくんだ」
「北海道のどこ?」
「静内」
「静内?」
「新千歳から南東に一時間ちょっと行った海沿いで、日高地方にある新ひだかって町で、、、」
自分で言っててもよく分からない。なので最近は「新冠! サラブレッドの町!」と大きく説明してしまうことも多い。
そんな中、今日行った平取はアイヌの歴史や文化を色濃く継承していて、時間の流れ方がまた独特な感じがして興味深かった。あと、石。たくさんの石屋さんがあって、見ているだけで引き込まれるものがあった。大理石の灰皿と、お店の人曰く「そこら辺の石」と称される、なんともいえない石を購入。そういえば、鉱石じゃない石を買ったのはこれが初めてかもしれない。無能の人へと続く道。