ここ数日、大村さんがずっと耕してくれていた山の家の畑に作付けをした。大根、カボチャ、ナス、トマト、枝豆、獅子唐、モロコシ、スイカ、メロン、アンドソーオン。家庭菜園というにはけっこう広いし、やるからにはこれくらいあった方がいいような気もする。放牧された馬の親子の向こう、四方は山並みに囲まれ春の花がちょうどいい感じに咲いてる。UTがブルーテゥースのスピーカーから音楽を流したくらいで、空間が一段上がった。
子供たちが作付けしている。俺は肥料を撒く担当。パイセンと買い出し。ヒロキに抱かれた果。コーヘーと耕運機。解散もよかった。誰からともなく人がいなくなり、広げられた道具も片付けられていく。なんの縛りもなく、それぞれがそれぞれの小さな欲求を持ち寄り確認し合うような炭火。
仕上げの水撒きをしながら「土地ってすごい」と言葉にした。
夏には程よく収穫できたら最高。