2017年も終わろうとしている。今日は会社の忘年会で、そこで毎年、手書きの十大ニュースを発表するのでそれを作りにきたら、スタッフ総出で大掃除をしていた。十大ニュースを作る片手間で社長室の掃除もしている。何か作り物をしている時、掃除は不思議と相性が良いようで、どちらも微妙に捗る。
先ほどやることを終え、忘年会が始まるまでの一時間くらいがブランクになったので「雑記」を更新しようと思いパソコンを立ち上げたのだが、ネットニュースをザッピングしていたらほとんど時間がなくなってしまった。
年を重ねるごとに時間の感覚は短くなるとどこかで聞いたことがあり、大きくはうなずけるが、そこにも経済学で言うところの限界効用の逓減みたいな作用が働くのではないかと思う。要は、ある程度まできたらもうそれ以上、時間が短く感じなくなる域があるのではないかということだ。というのも、俺はこのところ「もう十二月かぁ」みたいなことを一切感じなくなったからだ。あまつさえ、時間そのもののこともあまり考えなくなったのではないだろうか。とはいえ、こうして云々言っているのだからそうでもないかもしれないけど、少なくとも無意識が、時間という存在に感応しづらくなったとは思う。あるとすれば眠いとかダルいとか身体的な兆候くらいなもので、これはもう進化とも退化とも取れない、いわゆるただの変化なのかもしれない。
と、ここまで書いて、「どうせまた更新もせずにデリートするのかなぁ」と思ってたところで、スタッフのタカシ君が「食べる?」とシュークリームを持ってきたので、今日のところは、この雑文をそのまま更新することにしよう。生クリームを添えて。