北海道で書いた歌詞の調整をすべく、昼過ぎからヅミくんの家へ。前回車で来て思った通り、この距離は自転車でちょうどいい。雨上がりの陽気が心地よく。駅前の喫茶店てハヤシライスを食べた。やるごとに理解は深まるものだけど、ハナレグミの歌って、改めて不思議だ。すぐできるかなぁと思って引き取った曲を何度も聴いてるうちに、ヅミくんの真空に触れた。つまりけっこう書き出すまで時間が掛かった。こんなにプレーンに歌をただ歌として歌える歌手ってあんまりいないと思う。見晴らしの良い広大な草原に小さな小屋を建てたような提案をしたら、この曲には日本語の歌詞がつかないと半ば諦めてたらしく、歌のエネルギーがそのままで成り立ってて嬉しいって言われた。話すことはいつも取り止めのない与太話ばかりだけど、深いところで握手ができた感覚。冥利に尽きる。夜はセツナの忘年会。笑いあり涙ありの良い忘年ができた気がする。みんな一年お疲れ様。