授業終わりで走ろうと思って着替えて出る。タップと連絡がついて少しお茶をして会社に行ったらエイトがいて、ミズキと三人でベランダでうだうだしてたら大事な打ち合わせのはじまる時間を告げる夕方チャイムで我に帰り慌ててπへ向かう。ランニングシューズを履いてる余裕もなく、裸足で自転車に乗った。裸足で踏むペダルは固くて、夕方の風が気持ちよかった。夜は有希子の誕生日だったから近所のレストランで食事をするも、ランニングに出たままで手ぶらだったからお会計をしてもらう。その後直太朗がスイカも持って諸々相談しに家にきた。年下の俺がいうのもなんだけど直太朗、本当に成長したと思う。考えてることとか、言葉そのものがビシビシくる。この人の歌聴きたいって思える。それって歌手として当然のことだけど、友達としてパートナーとしてこの上ない。直太朗が帰ってからルンヒャンと電話で話す。朝の留学から始まって、とにかくたくさん言葉を発した。そこに詩はあるのか。ひとまずその問いは、納戸にでもしまっておこう。静寂がぼくの落とし物。