人間の森名古屋公演。センチュリーホール。前回、静岡で掴みかけたものが偶然だったのか、確信だったのか、良かった後の公演は大事。緊張こそしないけど、実際には緊張してたんだと思う。けど、やっぱり緊張というか、どこかで身構えてる感じなのかな。最近、公演の合間に直太朗に会うと「次の公演が心配だ」とちゃんと考えていて、すごくいい。結果、名古屋は良かった。センチュリーはいわゆる大箱で、空間の容積が大きくなる分、演者やお客さんにも負担がかかる。みんな良いイメージに向かって動いて、壁を超えた。真司が途中バタバタしてて、ダサいなぁと思ったけど、それも可愛く見えた。人間の森も折り返しを迎えて、いいところまで来た。一年くらい前にイメージしていた舞台が、間違ってなかったんじゃないかと、今は言える。