先週に引き続き午前中のフットサルへ。フットサルをやっていていつも思うのが、一人ではこんなに汗をかくことはないってこと。単純な話、結局みんな汗をかきたくて(体を動かしたくて)、わざわざ指定された時間と場所に集まってくる。汗だけなら一人でいくらでもかけるのに一人ではやらない。そもそも汗をかくという目的は表向きには隠蔽されていて、フットサルをやると変換されて認識される。フットサルも言い換えれば玉を奪い合い追い掛けるという行為で、それだけを純粋に見てると、とにかく滑稽だ。多くの人間が指定された場所と時間に玉を追い掛けて汗だくになる行為。まぁとにかく人間は怠惰で、なにかしらの強制力がないと欲望に直結していない行為をなかなかできないし、継続なんてましてやという話。ちなみにこの木曜サルはおそらく20年近く続いていて、若者たちのレクリエーションから中年の健康維持へと大きく目的がスライドしていっている。単純にみんなとたまに会って、青空の下、生産性のない話を共有しているというベネフィットは言わずもがななんだけども。帰りしな、最近たまに参加するようになったヒロユキが「みんなの人と成りが分かるとより楽しいっすね」みたいなことを言っていて、その通りだと思った。あ、これ、雀荘でもそうなんだけど、そもそも素性を知らない人となにかゲームのようなものを通じて懇意になり、なんだったら性格や性癖まで把握しているのに、年齢も出身地もなに一つ知らない知人ていうのがけっこういて、そのいてもいなくても全く影響がない友達って、俺は好きだ。昨今のSNSとかでならできやすい気もするけど、その薄弱さとは似ていて大きく違う。その人の社会性は全く無視して、人間性にダイレクトに飛び込むのだから、残念ながらフィジカルが伴ってないと不可能ではある(今のところ)。そういう対人関係の作り方には時代錯誤的な機運が付き纏うが、薄く広げていけばそんなに弊害はない。いわゆる、卵を一つの籠に盛るな理論。つまり、ライブ感を大切にってことに繋がる。終わりで、ぼろくなったフットサルシューズとゲームシャツを買いに渋谷へ。ギャラリー2にたまたまカズキがいて(カズキは伸(次兄)がやっているフットサルのメンバーでここの店員をしている)いろいろ優遇してもらった。ちなみにカズキのことは、名前とフットサルを通じての性格以外のことをなにも知らない。とてもセンスがあって、気遣いができて、どこかルーズな好人物。