午前中は選挙にということで出かけるとエントランスのところで感じの良い人と挨拶をして(子供たちに優しかった)、会場で広げた広報誌にその人そっくりな人がいたから「この人いたよね」とボケようかと思ったけど、有希子が気づいてなかったら通じないから黙ってやり過ごそうとしていたら「うちのマンションに立候補者いるらしいよ」と徐に言われ、「この人じゃない!?」と言ったら、その人だった。そもそもマニフェストを調べ上げている訳でもなかったしとにかく立候補者が多かったから「感じが良くて、年寄りじゃない人」という枠に収まったからその人に投票した。
それから、こないだの北海道でヒロキからもらった大量の鹿肉をコーヘーが調理するということで、瑛人も誘ってご馳走になる。
夜は下北沢のCLUB Queで「TOKYO No.1 SOUL SET」のライブへ。高校生の頃、イカ天の後継番組みたいのでえびす温泉って番組で観たバンド(オレンジズ)を見に行ったのが初めてで確かその時は一人で緊張しながら行った気もするけど、もしかしたら上中(のちに組むバンドのベース、現アフラックの偉い人)とだったかもだけど記憶が曖昧、今度聞いてみよう。なんとか音楽の世界に繋がりが持ちたくてバイト募集の紙を見つけてじっと見ていた(この記憶ははっきりある)。それから自分のバンドでも出たし、振り返れば思い出深い箱だ。
俊美さんとは直太朗の「話がしたい」(初めて書いたラップの曲)でお世話になったし、BIKKEとは東北沢のチェリーという渋い(将棋の打てる)バーで、朝までサシ飲みをしたこともあってどっちも10年近く前だから向こうが覚えているか微妙だったけど、楽屋で話したらとてもよく覚えていてくれて嬉しかった。こっちが印象深くても一方通行のこともよくあるし、久々にあっても時間を感じさせないエネルギーがステージだけじゃなく人柄から溢れていて安心した。川辺さんもその昔、なぜか有希子がみんなで行った沖縄旅行で一緒だったらしく、そのことを伝えたらよく覚えていた。なんだかんだソウルセットの三人とリンクがあって、それがこのCLUB Queでの邂逅だなんて生きている冥利に尽きるとはこのこと。噂のショーちゃんとも初めてちゃんと話せたし、とにかくイベンタブルな一日。昨日10時間寝て良かった。