果のクラスメイトのユウくんの家の屋上でプール。果は初めて友達の家へ行く。おそらく記憶に残らない経験なんだろう。海外旅行とかに連れて行ってもどうせ覚えてないんだろうなぁとまだ2歳半の果を見ていて思う。かといって連れて行かないわけではない。これは完全な持論だけど、記憶に残らないような経験にも肌触りはあって、それが感受性とか感性に繋がり、人格を形成すると思っている。だからということもないが、特に小さい子供といる時は、良い感じでありたい。プールは頭だけ顔を出して、こないだ亡くなった友達を見送りに地元へ帰った。夏は別れの季節だ。